勉強できる子は、きまって塾へ行っているか?
そうとは限りません。

現に、私たちは京都大学に合格しましたが、塾へ行っていなかった。
そして、聞き取りしてみると、京大の友人たちの多くも、塾へ行かずに合格しているのです。僕の周り50人の現役京大合格生のうち、実に45人は塾には通っていなかったのです。

なぜか?

結論からいうと、私たちは

「勉強とは自分でするものだ」

その意識が根本にあるからです。


ヘタに塾に通って、教えられることに慣れすぎてしまうと、自分で勉強することを忘れてしまう。

高校受験について言うと、塾の効果は確かにあります。教え込ませれば、テストの成績はあがるし、受験もテクニックで乗り切ることができる。ただし、それは中学生までの話。中学生の勉強は、内容もボリュームも、それほどではないからです。ただし、高校になると違う。難易度もボリュームも一気に上がりますから、教えられることに慣れすぎた生徒は、たちまち消化不良を起こして、勉強の最前線から次次と脱落する。
中学まで成績の良かった生徒が、高校に入ってたちまち凋落を見る例は、枚挙にいとまがありません。

一方、勉強とは自分でするものだ、という意識を持った生徒は違います。今まで通り、なんとか自分で理解しようと努めるのです。解答を読んだり、他のテキストを読んで、似た問題がないか、などとにかく調べる。どうしても分からない時は、先生に聞く。

待っていれば教えられる、という甘い環境で育っていないだけに、たくましさが違う。

その逞しさこそ、本当の学力だと思います。


その力こそ、受験を突破する力です。

そして、
長い人生においても同じことが言えます。
壁にぶち当たった時、自分で考え、突破する力。

その力をぜひ養ってもらいたい。


私たち、春南学舎では、「自立」を重んじ、「突破力」の獲得を目指します。